神田川 と 2010フォックス・タルボット賞受賞作品展
2010年 12月 15日
『ピンホール写真館(海外)』 と 『ピンホール写真館(国内)』 でご覧いただけます。
今日は地下鉄丸ノ内線の中野坂上駅で降りて、神田川に沿って中野富士見町駅まで歩きました。目的の1つ目は、生まれ育った街をモノクロフィルムを入れたピンホールカメラで撮影することです。私が住んでいたのは神田川から少し離れたところですが、通っていた中学校と祖父母が住んでいた家が神田川沿いにありました。かつては台風の大雨で神田川が氾濫し、祖父母の家も床下浸水の被害にあったことがありますが、最近はそういう話も聞かなくなっています。
もう一つの目的は、東京工芸大学の写大ギャラリーで開かれている2010フォックス・タルボット賞受賞作品展を観ることです。さすがは工芸大の学生さんです、中身の濃い作品ばかりで見ごたえがありました。東京工芸大学の中野キャンパスには、私が中学高校のころには東京写真大学短期大学部がありました。正門の向かいには同級生の家があり、何度か遊びに行きましたが、今日見たところその家はありませんでした。
家に帰ってニュースを見ると、文学座代表の戌井市郎さんが94歳で亡くなったとの訃報が。戌井さんは演出家としてはもちろん、現役の俳優としてもつい最近まで活躍していました。今年の5月には役者をやっている私の妻も共演させていただき、多くのことを学ばせていただきました。ご冥福をお祈りします。
Photo Blog
アサヒカメラにも今回の作品の一部が掲載予定ですのでご覧いただければ幸いです。