デルフトの運河 Delft, the Netherlands オランダ Pinhole Photography
2009年 01月 01日
このブログ内で公開されているピンホール写真につきましては、
『ピンホール写真館(海外)』 と 『ピンホール写真館(国内)』 でご覧いただけます。
新しい年2009年が始まりました。今年もよろしくお願いします。
本年最初に紹介するピンホール写真は、オランダのデルフトで撮った運河の写真です。フェルメールが、「デルフトの眺望」という風景画を描いたとされている場所のすぐ近くの運河で、2007年の7月に撮った写真です。7月だというのに雨が降って風が強く、とても寒かったのを覚えています。フェルメールの作品は、真贋に疑問の残るものも含めて36点ほどしか残されていませんが、その中で1番好きなのが「デルフトの眺望」です。デン・ハーグのマウリッツハイス美術館で実物を観るまでは、印刷された写真で見てもいい作品だとは全く思いませんでした。「芸術新潮」のフェルメール特集にあった説明を引用します。
プルーストをして「世界で最も美しい絵」と言わしめた傑作。この深みのある
空の青は、現地で実物を見なければ決して感じられない。(2008年9月号)
フェルメールの作品は小さなものが多いのですが、「デルフトの眺望」は96.5×115.7cmで、絵の前に立つととても大きく感じられ、絵の中の風景に引き込まれるようです。
◇昨年2008年にピンホール写真を展示させていただいた記録をまとめておきます。
『四谷写真塾 第3回合同展』
2008年3月18日~30日 Portrait Gallery(四谷)
『hari-ana 2008』
2008年5月27日~6月1日 Roonee(四谷)
『第2回 横浜山手の坂道と風景展』
2008年5月31日~6月9日 Art Gallery山手(横浜山手町)
『第44回神奈川県美術展』
2008年9月10日~21日 神奈川県民ホールギャラリー(横浜山下町)
2008年10月8日~19日 厚木市文化会館展示室(厚木市)
『ピンホール倶楽部18人展 時の光景』
2008年10月9日~15日 アイデムフォトギャラリー「シリウス」(新宿)
world_boyと申します。
ピンホール写真、少々気になっている撮影です。
実際にはやったことはないのですが、興味があります。
先日も知り合いの方(学生時代写真部)から面白いですよって
言われました。
カメラキャップに穴を開けて時間は自分の感で・・・今度銀座界隈で
やってみようと思っています。
またお邪魔致します。