「四谷写真塾 第6回合同展」 本日始まりました
2011年 03月 17日
3月11日の地震が起きたときは、新宿で写真展を観終えて西口の地下を歩いているところでした。ガタガタと音を立てて左右に大きく揺れ動いている階段を、必死に駆け上がって外に出ました。外に出てからも揺れはすぐには収まらず、西口に建つデパートなどの建物が揺れる音を聞いていました。その後大きな余震もありました。しばらくは駅の周辺にいたのですが、電車の運転再開は当分なさそうだということで、横浜の自宅に向かって歩くことにしました。金曜日の午後ということもあり、横浜方面に歩いている多くの人達には、大変なことになったけれど明日は仕事も休みだから何とかなるかな、といった空気が流れていたように思います。今回の地震のあまりにも大きな被害の実態を知ったのは、7時間半かけて家にたどり着いてから見たテレビの映像によってでした。
その後も被災地から送られてくる映像を見て、多くの人が、自分に何ができるのだろうと真剣に考えたり、何もできないと自分を責めたりしているのはないでしょうか。
私に今できることは、買いだめに走らない、節電に協力する、それぐらいしか思い浮かばず、無力であることを感じています。昼間は明かりをつけず、寒くても暖房は入れないという生活を続けている中で、日本の社会は原子力発電所がなくても成り立つようにはできないのだろうか、といったことを考えています。
今日から「四谷写真塾 第6回合同展」が始まりました。このようなときではありますが、写真展は1年間の活動の発表の場でもあります。期間中に四ツ谷駅周辺にいらっしゃる予定の方は、十分お気を付けになって無理のない範囲でお立ち寄りください。
期 日 2011年3月17日(木)から23日(水)
時 間 10:00から18:00(最終日は14:00まで)
会 場 ポートレートギャラリー 新宿区四谷1-7 日本写真会館5階
TEL:03-3351-3002
アクセス JR「四ツ谷」駅四ツ谷口 徒歩3分
地下鉄丸ノ内線1番出口 徒歩5分 / 地下鉄南北線2番出口 徒歩3分
※電力事情、交通事情、原発の状況などにより、閉館の可能性がありますので、事前に
ギャラリーへのお問い合わせをお願いします。
写真展見学
3月11日 マイケル・ニコルズ写真展「Wild Life - Telling their Story」(コニカミノルタプラザ)
3月11日 マイケル・フェザー写真展「Calm & Chaos Tokyo」(エプサイト)
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