ジローナ美術館 Girona Museum of Art の見学を終えて、いよいよジローナのカテドラル(大聖堂) Catedral de Girona に入ります。正面にある階段の下から見上げると、その壮大さが一層際立ちます。
少し遠くから眺めても、存在感があります。
正面の階段を上がって右手に回ったところです。
この女性が眺めているのは、写真には写っていませんが、カテドラルではなくてサン・フェリウ教会です。
丘の上に建つカテドラルです。
カテドラルに入ったのは、正面の入り口ではなく、この写真の入口からです。
団体の観光客でしょうか。
チケットは、カテドラルとサン・フェリウ教会の共通券が7ユーロ(951円)でした。
ジローナのカテドラルの建物は、11世紀から18世紀にかけてのもので、ロマネスクからバロックまでの異なるスタイルの壁や空間を見ることができます。
カテドラル内では写真を撮ることができますが、天地創造のタペストリーが展示されている部屋だけは撮影禁止になっていました。天地創造のタペストリーは1100年ごろの作品で、旧約聖書に基づく天地創造の場面が、麻布に色鮮やかな毛糸で刺繍されています。
カテドラルには、中庭と回廊があります。
聖職者の衣装を展示している部屋もありました。
見学を終えて、カテドラルの正面から出て階段を下りました。
ジローナの旧市街を流れるオニャール川には、特徴のある橋がいくつかかかっています。
川沿いに置かれている巨大なごみ入れです。
青い川面に映るカラフルな建物がきれいで、何枚も写真を撮ってしまいました。
この写真の奥に赤い橋が見えます。
再びオニャール川の対岸から見たカテドラルです。
ジローナに限らず、路地歩きは楽しいものです。
9月下旬のジローナはまだ暑く、階段の上り下りは結構大変でした。
写真の奥は独立広場 Place de la Independencia です。
高い塔の白い建物はカテドラルではなく、サン・フェリウ教会 La basilica de Sant Feliu です。
カテドラルの次は、カテドラルとの共通券で入ることのできるサン・フェリウ教会に向かいます。
サン・フェリウ教会は、カテドラルよりも歴史が古いのですが、特徴的な鐘楼の塔は14世紀から16世紀にかけて造られたそうです。
カテドラルの外から眺めたサン・フェリウ教会です。
サン・フェリウ教会の正面に立って見上げてみました。
カテドラルは多くの観光客でにぎわっていましたが、ここは人も少なく静かでした。
天井画です。
ジローナの旧市街は中世の雰囲気が感じられるこじんまりとした美しい街でした。