上の写真は、小舞衣島にある「遅い郵便ポスト 느린 우체통」です。1年後に美しい思い出を届けてくれるそうです。
仁川空港から無料の磁気浮上鉄道に乗ったら、約12分で終点の龍遊(ヨンユ 용유)駅に着きます。そこから20分ほど歩くと砂浜の海岸に行くことができることは、
前回の記事に書きました。今回は、龍遊駅近くのバス停から出ている1番バスに乗って、小舞衣島(ソムイド 소무의도)に行ったときのことを書きます。龍遊駅の2番出口から出たら、大通りを渡って左方向に進むと、バス停があります。上の写真が、そのバス停に泊まっている1番バスです。
龍遊(ヨンユ 용유)駅が1番バスの始発で終点は光明港(광명항)/ 小舞衣島(ソムイド 소무의도)入口です。走り出したバスは、最初の橋を渡って蚕津島(チャムジンド 잠진도)に入ります。蚕津島はとても小さな島です。次に2019年4月30日に開通したばかりの舞衣大橋(무의대교)を渡って舞衣島に入ります。この橋ができるまでは、船に乗らないと舞衣島に渡ることができなかったので、便利になりました。
バスが舞衣島に入ると、島を縦断して走ります。かなり細い道を走り、途中の停留所で降りる人もいて乗客が減り、どこで降りたらいいのかと若干不安になりながらも、終点らしきところまで行っておりました。約35分のバスの旅です。上の写真は、1番バスの舞衣島の終点、光明港(광명항)/ 小舞衣島(ソムイド 소무의도)入口から少し先に進んだところから撮りました。橋があってその向こうに別の島が見えるので、とにかく橋のところまで行ってみることにしました。
さらに先に進むと、アイスクリームを売っていたり、
犬がいたりしましたが、
写真では伝わりにくいと思いますが、上の写真の岩の迫力には圧倒されました。
橋が近づいてきました。このときは雲が多くて、空も海もきれいと感じることはできませんでした。
この橋を歩いて、舞衣島(ムイド 무의도)から小舞衣島(ソムイド 소무의도)に渡ります。
橋の名前は、小舞衣島人道橋(소무의도인도교)です。
2011年に完成した人と自転車が渡れる、幅3.8メートル、長さ414メートルの橋です。
橋を渡り始めてすぐに左の方を見ると、海の向こうの遠くに高層ビルが建っているのが見えます。。
右の方を見ると、舞衣島の船着場が見えます。
この舞衣島人道橋は、左右の景色を眺めながら歩くと、渡り切るのに結構時間がかかります。
小舞衣島の港が見えてきました。
太陽が雲から顔を出すと、海が輝きだします。
橋を渡り切って小舞衣島(ソムイド 소무의도)に上陸しました。
小舞衣島から今渡ってきた小舞衣島人道橋と舞衣島を眺めます。
小舞衣島のメインストリートです。橋を車で渡ることができないためでしょうか、自動車が走っているのを見ることができません。
島では小さな船しか見ませんでした。
小舞衣島は、写真を撮りたくなる島です。
島のメインストリートの奥まで行くと、展望台に続く階段がありました。
小舞衣島(ソムイド 소무의도)は周囲が2.5キロの小さな島で、散策路が整備されています。
散策路の途中にある展望台です。
島の反対側に出たようです。小さな海水浴場です。釣りを楽しむ人が見えました。
ちょっとしたハイキングコースといったところですが、この景色を見るために訪れる価値はあると思います。
帰りのバスのこともあるので、島を一周することはしないで引き返しました。
この階段を降りると、小舞衣島のメインストリートに戻ります。
小舞衣島には、おしゃれなカフェもあります。
食堂もあります。上の写真の食堂に入りました。
エビや貝といった海産物の入ったカルグクス(해물칼국수)8,000ウォン(719円/2019年8月)でした。ネギのようなものが激辛で舌がおかしくなってしまい、味はよく分かりませんでした。
イシモチのまとめ買いもできます。
お腹も満たされたところで、小舞衣島(ソムイド 소무의도)の小旅行も終わりが近づいてきました。小舞衣島人道橋を渡って舞衣島のバス停に戻ります。バス停には1番バスの時刻表がないので、いつバスが来るかわかりません。バス停に集まってきた大勢のシニアの人たちも、時間が書いてないと言っていましたが、待ってればいつか来るだろうということか、心配している様子は見られませんでした。バスは小さく、すぐ満席になってしまったので、立ったまま35分は楽ではありませんが、無事に磁気浮上鉄道の龍遊(ヨンユ 용유)駅に戻ることができました。舞衣島に渡る舞衣島大橋が2019年4月30日に開通してまだ4か月しか経っていなかったため、ネット上の情報には、舞衣島に行くには船に乗ると書いてあるものがたくさんありました。実は私も船に乗るつもりだったのですが、たまたま舞衣島に行くバスがあることを知り、バスに乗ったのです。予備知識もなく行ったため、多少の不安はありましたが、仁川空港から気軽に訪れることのできるちょっとした離島の旅ということで、また機会があれば行ってみたいと思います。