天使の微笑 アコーディオン弾きの少年 ベルリン博物館島 Pinhole Photography
2007年 03月 30日
3月18日には横浜の元町から山手にかけて、3月21日には久し振りに江ノ島方面に撮影に行ってきました。2日でフィルム3本の撮影、もっと撮らなければ。
今日の写真は、2006年の7月にベルリンの博物館島で撮った「天使の微笑」です。猛暑のベルリンを歩いていると、1人でアコーディオンを弾いている幼い少年に出会い、写真を撮らせてもらいました。恥ずかしがって顔を隠したりしていたのですが、慣れてくると三脚を興味深そうに触ったりしていました。
日本カメラの4月号の講評で、「この写真は虹色のフレアーがちょうどアコーディオンから音楽のように滲み出している」と書いていただきました。逆光での撮影ですが、もし少年が帽子を被っていなかったら、フレアーが顔にかかってしまったかもしれません。
不思議な時の流れと、物語を感じさせてくれるお写真ですね。
「物語を感じさせてくれる写真」というのは、とてもうれしいお言葉です。
少年は恐らく移民の子供で、幼いのにお金を稼がなければならないという厳しい生活を強いられていると思うのですが、本当に素敵な笑顔でした。
ピンホールというとモノクロームというイメージが強かったのですが…。
この映像、どんなデジタルを駆使しても、繰り出せそうにないですね。
またうかがいます!
雑誌拝見いたしました!
(この雑誌ってすぐ売り切れちゃうんですね!
本屋さん何件か回ってやっとみつけました。)
紙面でみるこの少年はとても誇らしげにみえました^^
本当におめでとうございます。
私もpinholephotoさんのような素敵なポートレートが撮れるようになりたいです。
同じ写真でも、パソコンのモニターで見るのと、紙に印刷されたものを見るのでは、ずいぶん印象が違いますよね。
一番見ていただきたいのは、何と言ってもオリジナルのプリントです。
11月の写真展においでいただけるとうれしいです。